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大原美術館ルオー「呪われた王」【関心空間リメンバー035】 [過去の記事リメンバー]

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中身のない長い文章の見本。
反省。

〜〜〜〜〜〜〜以前書いた「うるわしの1000本ノック」の記事〜〜〜〜〜〜〜
1970年大原美術館盗難事件
昨夜NHK衛星で偶然大原美術館を見た。2007年7月26日/no0564にはこのブログで大原美術館の思い出話を書いている。その時に大原美術館貯蔵ジョルジュ・ルオーの「呪われた王(1948-52)」の話をしたわけだが、現在「大原美術館」「ルオー」で検索すると「青い鼻の道化師(1926-9)」の画像がヒットし、我が「呪われた王」はまったくヒットしない。本当に「呪われた王」は存在するのか?私の過去に書いたモノは全くの出鱈目であるのか。とさえ思えるほどだ。しかし確かに「呪われた王」は存在し、「道化師」も存在する。どうやら大原美術館にはルオーが2点あると言うこと、私が初めて「呪われた王」を見たのが小学校低学年の頃。今はもう顔さえ思い出さない小父さんといっしょに観賞したのが最初だ。その小父さんは一番人気のエルグレコ「受胎告知」の事を熱っぽく語っていたのを記憶する。絵はがきも買った。1970年前後の頃だろう。というのも1970年に「ルオーを初め5点の絵画」が盗まれたのだ。

幸か不幸が盗まれたルオーは、私のお気に入りの「呪われた王」ではなく、「道化師」の方である。ちなみにゴッホ「アルビーユへの道」、モロー「雅歌」、ギヨマン「自画像」。ヴュイヤールの「薯をむくヴュイヤール」の合計5点。国内でもこのような大量盗難は初めてで、全国的に報道されたらしい。のべ2万5千人の県警調査員を動員したが、手がかりはなく難航。しかし1972年に東京府中刑務所内でこの盗難の噂を聞きつけ、実行犯5名を逮捕。無事美術品は返還となったのだ。どうやら上野のアパートの押し入れにあったという。過去、大原美術館では1963年にもコロー「ナポリの風景」がすり替え盗難にあっていて、この作品はいまだ戻ってきていない。とにかく、そんな盗難大事件をキッカケに大原美術館は全国的に大ブームを巻き起こしたらしい。当然、巻き込まれたルオー「青い鼻の道化師(1926-9)」は話題になり、鼻高々だったことでしょう。ルオー「青い鼻の道化師」ここにアリ!という感じだろう。方やなんの波風も立たなく、平穏無事の我が「呪われた王」と「道化師」との差は歴然。現在、「大原美術館」「ルオー」「呪われた王」で検索して画像が見あたらないのも必然なのかもしれない。果たして「呪われた王」の呪いは解けまた、おひ~さまの当たる大舞台に上がり脚光を浴びることはできるのだろうかぁ~~~~?。

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