焼き板の〜。
オバQ描いた
帰り道〜。


昨夜「岡山の焼き板塀」の話を
テレビで見かけました。
焼き板塀。彦崎の民家のほとんどは
炭で焼いた板を民家の壁に貼り付けてあります。
白く塗られた土塀に、黒い板塀が四方に張られているのが一般的。
ランクが上がると、
ナマコ壁、ひょうたんなどの鏝絵(こてえ)が施されている。
これが彦崎の民家・倉の基本形。
特に左官さんの腕の見せ所「鏝絵」は
この彦崎では壊滅状態、
最後に見たのがが若林酒造斜め前の
崩れた民家のひょうたん(たしか)の鏝絵だ。
鬱蒼としたなか崩れかけた民家に、
対照的にカラフルに輝くひょうたんの「鏝絵」
これはかなり大工さんの墨壺以来の
不気味な感じ。

話は戻して「焼き板」。
昨夜のテレビの話では、
焼き板民家塀に採用は岡山独特のものらしい、
なんだかこちらでも少ないが見たことある気もするが、
そうらしい。
断熱、保温性に優れ、
たぶん虫除けにもなりそうだ。
雨の量の少ない岡山ならではの知恵かもしれない。
特に七区での同じ位置に、同じ佇まいで立ち並ぶ
炭板民家の幾何学的配置は、
圧巻でもある。