第19話 2020年の挑戦/誘拐怪獣ケムール星人。

「生意気ゆうんじゃないのひよっこの癖に」
と終盤に差し掛かった感のある江戸川由利子の一言。

2020年。あと5年。
ケムール人は2020年のケムール星から来日。
45年の過去に誘拐目的にきたわけだ。


スゴいスピードで駆け抜けた
1960年代。
2020年とは途方もない未来だったのだろう。
残り5年。うっすらと見えてきたけど
1960年代に想像していた頃の2020年とは
ちょっぴりそんなに変化なしが正直な気持ち。
その代表がこのケムール星人。

と書いてしまったが、本編でのタイトルが
神田博士著「2020年の挑戦」。

そしてよぼよぼ宇田川刑事が言うには
「神田君の書いていた通りだとすればケムール星。
　つまり、現在2020年という未来の時間を持つ星に
　送られているこっとになるんだが」
　という「消された人はどこに行ったのか？の問いの答え。

「2020年という未来の時間を持つ」。
これは決して西暦2020年のことを指していはいないのでは？
解釈がななりむずかしい。
「2020年という未来の時間を持つ」ということは
仮にケムール星人に人類が誘拐されたのが1964年だとるすと。
正確には著書が書かれた時期からの計算になるのだが
1964年＋2020年＝3,984年、ということなのか。

2000年ではリアリティーがないので
20年プラスした2020年という数字かね？
2015年現在ではかなり間際らしい数字がでたもんだ。