彦崎札場・舟入踏切。 [フダバダバ〜/札場地区]
という名前だったのだ。
この踏切。知らなかったよ。
私はこの踏切と共に育ったようなもので、
常に「チンチンコンカン」聞こえてくる。
夜寝静まっても12時頃までの最終まで
「チンチンコンカン」。
高度成長期の60-70年代は夜中でも、
ロングな貨物が行き交っていました。
人とはなれるもので、
この「チンチンコンカン」がないと
少し物足りなくもない。
そうその彦崎メインゲートでもある、
この札場の踏切の名は、
「舟入踏切」。
最近知りました。
調べ物をしていて、ヒットした高取アキヒロさんの写真。
各主要な彦崎の場所をカメラの納めている。
その写真のタイトルに
この「舟入踏切」の文字。
できれば高取さんに詳しい話を
聞いてみたいところでもある。・・・・・
「舟入踏切」。
以前ものんさんが話していた。
踏切前鳥越邸、以前塩回し説。
そこから考えると、舟が出入りするという
この舟入は頷ける。
しかし、この踏切を境に舟が出入りしたのだろうか?
それはちょっと地形からしてどうだろうか?
その鳥越邸から踏切はかなり標高。
宇野線は少しの盛土があったという記録があるが、
その比ではない。たぶん。近くにというかこの周辺が
「舟入」だったのではなかろうか?
とにかく想像の域を脱しないのでこの辺で止めとくが、
この踏切の名は「舟入踏切」。
いまでは当たり前のように、
見渡す限り地上。水域の翳りも見あたらない。
こんなところが干拓という置きみやげなのかもしれない。
ね。
<追記>-------------------------------------------------------------
【しかし、この踏切を境に舟が出入りしたのだろうか?
それはちょっと地形からしてどうだろうか?】と書いてしまったが、
一夜考えていると、やっぱりこの踏切を境に舟が出入りしたのでは・・・と
鳥越邸のある磯から札場は一部は盛土をして1-2メートル高くしているが、
丸髙といい、岡南前の田圃といい。そういえばかなり低い。
故に、札場いったいが塩回しであったかもしれない。
0039
以下高取さんが撮影した彦崎札場・舟入踏切。
http://mymapofjapan.com/transit/stations/panoramio/14674236
写真は南西方向の舟入踏切、左が磯、右が札場。奥の山の麓は奥谷。
2010-01-12 18:50
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コメント(5)
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昔の踏み切りは、金属製の鐘を物理的に叩いて鳴らしていたので、硬く・いかにも鐘鳴らしてますといったような音がしてましたね。
懐かしい。最近は、電子音に取って代わってしまっていて、風情の無いこと。
by Tanktankro (2010-01-13 16:26)
tankさん。本年もよろしくお願いします。
実はいまでもこの踏切カンカンいってるのですよ。
微妙には変わっているだろうけど、
信号も左に右に赤く点滅し、
それに合わせて音が出るヤツです。
車が通るとガタッガタッと木の枕木の
音がしたりなんかして・・・。いいもんですよ。
by itavoon (2010-01-13 17:10)
そうそう。向かってすぐ手前右に写っている家が
私の実家です。すごく線路にちかいでしょ。
by itavoon (2010-01-13 17:15)
懐かしいですねえ。大人になってからは、彦崎駅からてくてくと実家に歩いて帰るくらいなので、この踏切を渡ることもなくなってました。小学生のころは、毎日のように線路を渡っていたのですが。私が彦崎にいたころは、長い長い貨物列車が走っていました。瀬戸大橋線ができてからですかね。急激に寂れたのは。ちょうど私が彦崎を出ていったころです。まだ車両がオレンジと緑でした。寝台列車の「瀬戸」も走ってました。中高生時代は、何をするでもなしに徹夜して、明け方に始発電車の走る音を聞いていたのが思い出されます。
by 江東区民 (2010-01-13 22:29)
オレンジと緑ですね。113系湘南電車ですね。
なのになぜか宇野線。
その以前はオレンジ緑車両は快速で。
各駅停車はチョコレート色の電車でした。
チョコレート電車は床も背もたれも木製。
床ワックスの匂いがしていい雰囲気でした。
そうですね。
朝は踏切の信号の音と共に目が醒めるのですね。
いまでも目覚まし時計がなくても起きられるのは、
宇野線のおかげなのかもしれません。
by itavoon (2010-01-14 14:58)