輪くぐりさん。 [東京都内にある彦崎シリーズ]
https://www.amazon.co.jp/満願-米澤-穂信/dp/4103014741
米澤穂信著「満願」p189
やたらと出てくる岡山出身の登場人物曰く
「備後風土機というのがありまして〜ある村に異邦人がやってくる。
村には貧乏な兄と毛ね餅の弟が住んでいた。弟は異邦人を泊める事を断った。
貧しい兄はこころよく宿を貸し、食事をだしてもてなした。
実はこの異邦人というの疫病を司どる神〜〜
後に戻って来た神は弟と一族を皆殺し、
おもてなし兄にはその災いを逃れる為に教えたのが
茅でつくった輪を腰に付けること。」
「その輪はどんどん大きくなり、見上げる程の輪をくぐることになった習慣」。
こわ〜。でも岡山らしい。
現在では家族が夏の暑さを乗りきり、元気で無病息災を願う神事。
以前の輪くぐりネタ。
http://hikochu.blog.so-net.ne.jp/2012-08-07-1
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