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「もちつき」がこの世の中から消える日。 [岡南興業丸裸シリーズ]

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どうも世間では
そんな噂が聞こえてくる。
原因はどうも
ノーウォークウイルスらしい。


生まれてこのかた
12月30日の早朝は「餅つき」の日。
ということになっている。
前日から嫁とお袋さんは大量のもち米と格闘し
ポリバケツで一夜を過ごすもち米。

朝、6時頃起床で
新聞紙に割り箸を混ぜて火おこし
たっぷり熱湯を用意して
御影石の臼、杵、蒸篭、ざるを熱湯消毒。
ノロが死滅する85℃で9分消毒まではいかないので
ノロは残っているかもしれない。
そんな準備完了で第一弾を蒸篭二段重ねで蒸し始める。
この第一弾がもっとも時間がかかる。ほぼ60分以上。
どうも蒸し時間は標準では50分ということらしい。
知らなかった。
そんなことで蒸し上がれば蒸篭から臼に蒸し米を移し
杵でコネコネの「杵どり(きなどり」を行う。
実はこの「杵どり(きなどり」が重要でこれを怠ると
いくらペッタンペッタンしてもきめの細かい艶のある餅は仕上がらない。

そうこしてつき上がったものは
老若男女がいっせいにノロ手でひとつひとつ丸めるのが
岡山の、いや彦崎の流儀だ。

今年はノロになりませんように!

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