中学三年文化祭参加作品「青春の波紋」。

台本の最終ページ。
さすがの脚本家ジョージ君のブラックな部分は封印。
まじめな差別の話。
最後から三行目に
「70代の老人になったときはもう差別はなくなっているのでは〜〜
　〜〜〜差別が地球を支配する前に！！」
ってやはり。


先日読んでいたジュールヴェニス「動く人口島」P75に
「2072年には60億に達する〜〜〜学者たちは驚くべき正確さで断言しているが」と。
　この著作は1895年。
現在（2017年）、世界人口は75億人。
世界では1年に0.75億人増えてるという。
なので2072年にはほぼ116.25億人。
ただ国連予想の2050年97億/2100年112億人なので
2072年104億人という計算。
ということは明治時代の予想よりほぼ2倍ということだ。
学者たちの驚くべき正確さででもだ。

要は
当時の未来には60億人も驚くべき人口になるので
世界の土地には人口があふれ、人工島を作ろうというのが
このジュールヴェニスの発想だ。
しかし、現在は60億人を遥かに超えた75億人。
現在、地球の土地に人々が海にこぼれ落ちることはない。
しかし、19世紀後半はそういう発想になるわけだ。
人々はいつの世も震え驚き、怯える生き物なのかもしれない。
（ジョージ君の脚本とは何の関係もない追記です）