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よなよな繰り広げられる彦崎小学校図書室 [藤原書店]

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江東さんから
江戸川さん。
でも豊島にお家が。
(てしまじゃないよ)

小学校図書の定番。
ほぼ当時の小学生は
先を争って全巻制覇に凌ぎを削る。
なので本は落丁ぎみ、
スピード先攻なので
ほぼ同じストーリー展開に
内容なんて覚ちゃーいない。

これが1964年から1973年にかけて書き上げられた
ポプラ社名作「少年探偵シリーズ/江戸川乱歩」全46巻だ。
うち全26巻までが子供版。フフフッ・・・。

おどろおどろしい表紙イラストは
今でも健在。
発色のいいクリームイエローの
タイトル回りの地色が眩しく、
なつかしい。
本当は全巻載せて
突っ込み満載なのだが
あえて今回は、
第12巻の「黄金豹」をピックアップ。
(当時「黄金糖」というのもあった)
上の表紙を見て貰おう。
豹?黄金?

わいわい言いながら続きを読む


ひこちゅうの三大おばさんのおはなしその弐「学研のおばさん」。 [藤原書店]

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「学研のおばさん」も彦崎には存在しなかったのでは。
おじさんではなかったか?
それも藤原の?そんなことはないか。

とにかく我々の世代はある時を境に
「科学と学習」の販売方法が変わった記憶がある。
それは1972年。
公正取引委員会の勧告で学校での販売を中止。
という記録がある。
ただ1972年は我々は小学校六年生、
そろそろ「科学と学習」ともお別れだ。

そんなことを察知したがどうか彦崎小学校では
1970-1年頃からたしか校舎外で販売するように
なったと記憶する。

なぜか皆は「科学と学習」という。
正式には「00年生の科学」「00年生の学習」だ。

1946年に学習研究社より
創刊1979年には670万部(月販/1979年頃)というマンモス雑誌。
この「科学と学習」話がでると話題になるのが
「科学派」「学習派」ということ、
これは当時200円前後という価格帯とはいえ
1ヵ月に二冊買うというゴージャスなことは許されなかったのだ。
以前にも書きましたが、
個人的な苦い思い出は最初の選択を「学習」にしたこと、
確か勉強もするつもりもないのに。
子どもながら現実的なのは「学習」だろう。というのが選択の理由。
そんな選択が間違いであったことは2-3ヶ月とかからず
ものの1-2ヶ月で付録の楽しさの違いに愕然とするのだ。
「000年生の科学」に変更したい!
しかしハイ来月から科学ね。とはいかない。
たしか半年いや一年間指を咥えて
友達の「00年の科学」をチラミしなければいけないわけだ。

毎月、
「ただのカードのようなもの」
「ただの水時計のようなもの」
「他にはつかいようのないただひたすら曲線もようを描く、回転デザインマシン」・・・・・

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ひこちゅうのこよみ [藤原書店]

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四緑木星。
これで覚えました。

なぜか覚えている「四緑木星」。同い学年のひとはみな同じ運勢になるという占い。生まれたときが運命の分かれ道なのらしい。すでに「平成二十二年版高島易断神栄館蔵版」が出ていて、否が応でも師走の雰囲気を醸し出しているのだ。白地にキンアカのイラストを下地に金の太ケイ。そして隷書体で組まれた文字が読みづらく怪しい感じでとってもいい。この表紙は昔からわっていない。と思う。しかし、正確な記憶がない。「高島易断」というのは易断家・高島嘉右衛門(天保3年11月3日生まれ/1832年)が編み出したものらしい。天保。そいいえば最近みたな天保。嘉右衛門さんが10歳の時に「彦崎天神社」が出来たことになる。因みに「良寛」さんは天保2年に亡くなっているので、嘉右衛門さんとは入れ違いなわけだ。天保8年には大塩平八郎の乱、15年には天保の大飢饉。でかなり不安定な国内。そして転機は「安政の大地震(1855)」を予言したことから始まる。高島嘉右衛門の教えで「占いを商売としない」ということなので現在の一連の「高島易断」は高島嘉右衛門とはまったく関係ないのだ。・・・・・祖母ヤッサンの座右の書はたしか「神栄館蔵版」(神聖館、翠明館、正朋館、龍峰、天聖館、聖峰館、・・・と星の数ほどあり、全て総本山、総本家を名乗るわけだ)であったはず。手がかりは表紙のデザイン、しかしこれも少し自信がない。とにかく「高島易断」は九星、九曜・・・を元にしている。「くようもん」まてよ。これはマキチャンちの家紋ではないか。ほんの1-2ヶ月前に知ったばかりだ。これまた偶然。これはまた神の導きか?今年は買ってむるかな「平成二十二年版高島易断神栄館蔵版」。1,865円。これを安いとみるか?高いと見るか?0022

小学五・六年生休刊 [藤原書店]

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ているうちに、
小学五・六年生休刊。


彦崎おかままつり「せんでぇ〜ろく」の話を書こうと待機していたら、小学館の「小学五年生」と「小学六年生」が休刊になったので、こちらの話。彦崎おかままつり「せんでぇ〜ろく」は吟味して来秋に。さて、世代によってかなり感覚が違う小学館の「学年別学習雑誌」。我々60-70年の時代は「小学00年生」は全盛期。「付録でパンパン輪ゴム留め」が懐かしい。少年マンガと違って、学習する振りをしてマンガを読むことができる唯一の雑誌だ。なので付録の赤透明のパーマンのソノシートとウルトラマン図鑑のようなもの、ページの間に挟み込まれた擦ると「オレンジの香り」らしき激臭のするフレイバーぺーパーが幅を利かせいていた。なので問題も解いた事なんてないし、そんなことぐらいしかおぼえちゃーいない。なのでたぶん今回休刊になった「小学校五・六年生」この高学年クラスなると、少年チャンピオンと少年マガジンにシフトしたりして、当時の世代も退刊する小学生は多かったのでは、なので今回のお知らせは「あっ、まだあったのか」というのが正直な感想ではないか。たしかに当時の「トッポジージョのソノシート」、「天地真理の下敷き」は魅力的だ。しかしこの雑誌は年間購読。途中で来月の「天地真理の下敷き」がほしいといってもダメなのである。藤原書店おじさんに「ダメ」とつれないのだ。しかし年間購読すると、毎月本屋に買いに行かなくても、藤原のおじさんがバイクで持ってきてくれるわけだ。なので子どもながら、購読休止にするのもなかなか切り出さない。なのでほとんど読まないで、中学の「中学コース」「中学時代」自動更新するのだ。そんなお金があれば、少年サンデーも買えたのに(少年キングはお好み焼き屋「大平」で読めばいいし、どうせワイルド7しか読むと来ないし))と今は思う。0021
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