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卓球台があった場所。 [岡南興業丸裸シリーズ]

 

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くもさんに去年末数年ぶりに再会した折に
「いたちゃんの家の広さにはびっくりした」という。

しかし、それば工場(工場2階)であって、
本来の自宅は4畳半と食堂と五右衛門風呂のある平屋だ。
トイレ、いや便所はなく工場の便所を使用することになる。
なので決して広い自宅ではないのだ。

その当時の工場二階は4畳半の部屋が4部屋があり(写真左)。
そこには数名住み込みの縫子さんが住んでいたのだ。
その部屋の向かいはこのだだっ広いスペースだ。
センターの濃い板場の廊下は
原反を積み重ね、裁断する為のスペースに使われていたわけだ。
忙中期以外は裁断場としては使われることはなく
卓球台がセッティングされているリクリエーションの場になっていたのだ。

くもさんは最初にこの場所を見たのだ。
工場稼働時間はこの二階はほとんど使われることはなく
雨の日は雨風がしのげる格好の遊び場になるのだ。
余りにもドタドタすると下階のカミナリ親父が
怒鳴り込んで来るという仕掛けだ。

しかし、騒いだのは騒いだが叱られた記憶がない。
親父は無類の短気瞬間激怒型であったが
kなり辛抱強いところもあったのかもしれない。
そういうのは短気とはいわいなか。
それとも叱られ過ぎで記憶にないのか?
多分後者なのだろう。

とにかく、小さい子供が
よく火事や事故を出さずわいわいやっていたのだ。
友達がいる昼間はいいのだが、夜はここで一人っきりだ。
2-3年の歳月だったがその印象は絶大だ。
そんな岡南興業二階の廊下。
いまでもまだどうにか残っているので記録しておく
パッシャリ!

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