SSブログ

春と言えばさくらどての発砲ふね。「さくら土手」。 [彦崎の公民館シリーズ]

120404.jpg

そろそろ春なので
年末に聞いた雲さんの話。

少し遊びにも知恵がつき始めた小学校5-6年の頃。
桜もちらほら狐崎の「さくら土手」側の小川に
発砲スチロールを浮かべて遊んだ話。

現在の「さくら土手」には桜が咲いているのだろうか?
どう見ても当時程の桜はなく、
もしかしたらその「さくら土手」という名前すら
知らない人が多いのではないだろうか。
「さくら土手」馬場と狐崎の間といえばいいのだろうか?
馬場の「庄司場川」おへんろさんの扇子石碑の所から
狐崎に向かっている細い車道が「さくら土手」だ。
当時は左右に田圃を従えた盛土された土手。
その土手には等間隔に桜の木が植えられていた
その距離150メートルほど。
春ともなれば左右の田圃にはレンゲが咲き乱れ
土手に目をやると満開の桜。
道路はまだ舗装されていなくて自動車が走るのも希だ。
そんな春には一年に一度の大注目の「さくら土手」。
その北側の今でいう「ビューティーサロン知子」の
斜め右前あたりに彦崎駅に向かって一本に小川があった。

そこが発砲船乗船会場だ。
メンバーはたしか5人ほど。
くもさん。ひろくん。たかさん。まきちゃん?そして私。
2-3船浮かべていっしょにのったか、単独か?
記憶はないが船とは名ばかりで
只の平べったい大きな発砲スチロール板なので
その船上にいることが奇跡。
記憶はただただ川に落ちていたと言うこと。
何が楽しいやら、いや確かに楽しかったのだが。
50歳になった雲さんの記憶は違う。
彼が言うには
「いたちゃんは川に落ちる度に
 誰彼か巻き込んどったよなぁ〜」
「勝手にひとりでおちればいいのに〜。あれわざと?」

発砲船に乗れるのも1分あるかないか。
落ちる度にどうやらくもさんに寄りかかっていったらしい。
う〜ん記憶にないが、ありがちな話。

そのくもさん、現在
なださき名物大山桜にもっとも近い所に住んでいる。
どんだけさくら好きなのだ。


写真は「さくら公民館」。名前だけはここにのこっている。「さくら子供会」あれば
それも。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0