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突然「ネコジャラ市の11人」の下敷き。 [彦崎小学校]

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リアルタイムは「ネコジャラ市」。
たしか小学校で配っていたか?
なので同級生はみんなもっている。
放映あ1970〜1973年なので
この下敷きも1970年あたり。
主人公は「ガンバルニャン」。

でも「ひょっこり」の方が印象的。
なぜ1968年6月3日に突然番組終了。
噂では郵便局員がネコババする
第1035回「郵便泥棒」に郵政省がクレームつけた。という噂。
ほんとうだったらなんと大人げないというか。
50年後にほんとうにそうだったいう井上ひさしの先見にカンパイ!!
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マキチャン

えぇっ?持ってない。
しかし、ひょっこりひょうたん島の、シールは、僕が配った。
なぜなら、伯父がNHK受信料の集金業務をしていたから。多分6年のとき。今だったら、N国立花某に、目の敵にされるだろうね。
伯父は、先日インスタにupした、岡山会館の8ミリ画像を撮った本人。
by マキチャン (2021-01-08 21:10) 

TimothyGaulk

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by TimothyGaulk (2021-01-09 22:19) 

マキチャン

【藪蛇】

小学3年生のとき、転校して来たタカさんはやはり、彦崎小学校のような、田舎の学校は、不釣り合いに見えた。

ぼくの母親三姉妹は、ミシン縫製の内職をしていた。彦崎駅前通りの、伯母の家へ、学校から直に帰っていた僕は、めずらしさもあって、その日、いっしょにタカさんを連れて来た。ものめずらしい転校生を、母親らに、紹介するためだった。母親達は、ごく普通の小学3年生の転校生だと思っているわけで、フツーの迎え方をする。しかし、タカさんは、一筋縄ではいかない、普通の小学3年生ではなかった。
人を食ったような性格なのである。当然受け応えからして、こまっしゃくれている。

「前の学校と、ヒコザキ小学校とどっちがええかなぁ?」

という、半ばナメたような僕の母親の問いに、間髪を入れずこう答えた。

「うーん、五分五分じゃな」

僕ならこんな答え方はできない。多分、他の3年生の中でも、こんな答え方をするものはいない。いや、できないだろう。おそらく「うーん、わから〜ん」と、こんな感じだろう。
母親も、カチンときただろうが、もちろんタカさんは、そんな事は、一才気にも留めず、お構いなしだ。

年末のある日、全校児童による、クリスマスお楽しみ会が、開催されることが決定した。私たち四年生は、多数決によって、劇をすることになり、ついでに僕とタカさんの二人で、脚本から演出まで、一手に引き受ける羽目になってしまった。最初は、ひと班6人程で作るはずだったが、あまりに人数が多すぎて「かえって作り難い」と主張したタカさんと、その意見に同調した僕に、そのまま脚本作りが回ってきてしまった。

劇の脚本作りを、申し合わせた日時に、タカさんの家に向かった。
「余計なことを言わなければ良かった…」後悔しても、もう遅い。

タカさんの家は、奥谷だ。(最近まで片屋だと思っていた)踏切り近くだが、少し高台にある。家の裏は竹藪で、ここに来ると、僕はいつも『藪蛇』という言葉を思い出すようになった。

彼は、家の玄関に向かう、小径の急な法面に、前方後円墳の枯山水を作ったり、居間に置いてある水槽で、当時流行った『シーモンキー』を飼ったり『タバコを吸う小人』を飾ったりしていた。タバコを吸う小人というのは、小人の人形が咥えているパイプに、火を付けた、煙の出る細い小さなタバコを刺すと、輪っかの煙が出るおもちゃで、マンガ雑誌の、裏表紙に広告が載っている、マツミ商会の通信販売のやつだ。
そして、自分の部屋の本棚には『現代用語の基礎知識』という、難しい辞典も備えてあった。

この時が、彼の家へのはじめての訪問だった。
by マキチャン (2021-01-10 19:48) 

RobertKnopy

Огромное тебе СПАСИБО
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by RobertKnopy (2021-01-11 15:58) 

マキチャン

【サッポロポテト】

タカさんの部屋は、2階にある。ピンポンを押すと、タカさんのおかあさんが出てこられた。タカさんには申し訳ないが、おかあさんは、あまり、気さくな人ではなかった。どちらかと言うと、小学生の僕達にとっては、とっつきにくい、敬遠するようなタイプの人だった。だからといって、イタボーと、僕が遊びに行けば、お茶や、お茶受けは、それなりに出してくれていた。タカさんは、それを止めるでもなく、また、よろこぶでもなく、黙って視界に留める程度だった。

のちに、彼から聞いた話しでは、継母だったそうだ。事実、タカさんが、おかあさんと話しているのを、僕は見た事がない。

2階の、彼の部屋に案内された僕は、ベッドの上の掛け布団が不自然に膨らんでいるのに気がついたが、特に何も言わず、ベッドの端に腰掛けた。タカさんは、机の前にあるイスに座って、少し眉をひそめ、こちらの様子をうかがっているようだったが、程なくその理由が、明らかになった。
自分で僕が座っているベッドの掛け布団を捲り、その下にある、サッポロポテトの菓子袋を、取り出し「食べねぇー」と、すすめてくれた。多分、夜食にでもするつもりで、とっておいたものだろう。

「劇じゃけど、どーする?」タカさんの部屋に入ってから、もうだいぶ時間が経過していた。見たことのないものばかりで、劇どころではなかった。実際、劇のアイデアなど、まったく、浮かんでこなかった。そんな僕の心情を察知したのか「まきちゃん、劇は心配せんでもえぇわ、僕が書いとくけぇー」と、勉強机の本棚にある、むずかしい本を眺めている僕に言った。

次の週だ、劇の予行演習をする事になっていた。

あのあと、そのまま放ったかしで、タカさんの家から帰ってしまった僕は、はたして、劇の台本が出来ているかどうか、不安で仕方なかった。





by マキチャン (2021-01-11 23:54) 

いた

タカサンA.D.に入ってきましたね。
by いた (2021-01-13 15:32) 

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