魚上氷 うおこおりをはいずる/立春。

かなり前から「春の兆し」が語られる72候。
やはり、暖かい春が待ち遠しいのだ。
この寒い冬があるから、温かさが愛おしいのだ。
腹が減るから美味しい。
貧しいから楽しい。

最も寒い時でも川が凍る事は無い植松「郷内川」。

東風解凍 はるかぜこおりをとく/立春。

ほんとうにもうすぐそこ。春。
春一番もそろそろの時期。
東風は「こち」ともいうらしい。
立春の始まり。

2019の恵方向（節分/雑節）。

2018年は「丙/南微東」。
2017年は「北微西」。
2016年「南南東やや南」
2015年「西南西やや西」。
2014年「甲/東微北」。

ということで2019年は
甲(きのえ)の方角東微北。
2014年と同じ。
ということはこのサイクルみたいだ。
5年サイクル。

奚隹始乳（にわとりはじめてとやにつく/大寒。

もう、ほんとうに鶏肉に夢中。
牛も豚も猪も熊もいいけれど
やはり、鶏肉。脂の少しある胸肉あたりがいいでしょう。
そんなニワトリが春を感じて
玉子を産み始める時期。
ということは昔は寒い冬は玉子が無かったということが
かなり気になる。というか年中あるのも気になってくる。

そろそろあたたくなるか！

写真は鶏じゃないけどイタクラ美容室 。いまはもうない。

水沢腹堅（さわみずこおりつめる/大寒。

72候って
5日周期なので
365日÷72＝5.0694444444
こりゃたいへん。

季節は晩冬。
ここを乗り越えれば春。

雉始[句隹] きじはじめてなく/小寒

72候の周期早く。
キジは国鳥。
鶴じゃない。
岡山的には「キジ」。
キジの鳴き声は以下
https://youtu.be/bu7H1AOD9TA
キーンキーンと2つ鳴いて
羽をバタバタ。
決まってこの繰り返し。
不思議だ。

あまり聞き覚えのない鳥声。
今年は聞けるか。

水泉動 しみずあたたかをふくむ/小寒

春の息吹ですね。
地中に凍った水が溶け動き始める。
72候1クール目はサラッと。

芹乃栄 せりすなわちさかう/小寒

2019年から72候やりま＝す。

見ての通り「芹」が「栄」。
この時期がセリの旬。
やはり「セリ鍋」。
鉄分で血を増やし、
肝機能を高めるらしい。
そして、親父と兄が食べた
ドクセリ。

川端に一緒に生息しているセリとドクセリ。
葉柄の長さに違いがあるらしい。
そして、ドクセリの根っこが太い。

シクトキンシという毒が
嘔吐、下痢、けいれん、呼吸困難を起こすらしい。
たしかにゲロゲロしてたっけ。

大雪2018。

二十四節気。
今年最後のメインイベント「冬至」の前座を勤める「大雪」。
2016年から始めた二十四節気は今年で最後。
冬至が12月22日だからラスト2。

過去の「大雪」記事。
https://hikochu.blog.so-net.ne.jp/2017-12-07
https://hikochu.blog.so-net.ne.jp/2016-12-07


来年から七十ニ候。

小雪。

めっきり小雪。
小雪がくると
もうすぐ正月。