SSブログ

南欧・彦崎と北欧の革新者。 [東京都内にある彦崎シリーズ]

120221.jpg

何かの番組でラビット関根氏が
青山通りのinnovator(イノベーター)の話から
東京の彦崎。

ここでもコメントを頂いているmadさんの以前オフィスは
青山通り沿いの絵画館銀杏並木突き当たりのビル。
その大開口の窓からその絵画館銀杏並木はもちろん。
夏は神宮の花火が見ることができる。
その逆の右に目をやるとinnovatorの看板が見える。
1970年代にラビット関根氏は
インベーダーゲームがあると勘違いしたビルだ。

同じく1975年の高校時代。
確か岡南で定期購読していたメンズクラブに
掲載されていた広告か記事に釘付け。
当時は室内でハンモッグに寝ながら音楽を聴くのが夢で
部屋中のどこにセッティングしようか悩む日々
そう簡単には室内では骨組みとなる場所がキープできない。
そこにある日このパイプチェアが目にとまる。
ハンモッグのようなたるみと収納の良さ。そしてシンプルな構造。
こいつはあの想像以上の至福の時間を与えてくれに違いない!と
価格も1万円台というパフォーマンスで即メーカーへオーダー。
悩んだすえ色はイエロー。50歳になった今の色チョイスは絶対白だね。
白は汚れで敬遠されがちだが、
汚れが目立たないことをいいことに洗濯しないということか。
とにかく当時は黄色をチョイス。そんな気分だッたんだな。
商品名は「Open chairs1974」。
なのでこの時代限定の商品なのだろう。
詳細はしらないが。

メーカーより到着したその品物は想像以上に大きい。
パイプと布の部分が分かれていて
自分でセッティングしなくていけない。
2本のパイプと帆布地のみのシンプルなデザイン。
大きさからしても強度が気になる所だが、
ドンッと雑に座ってもビクともしない
体を帆布が丸く包むような座感はかなり気持ちいい。
実はこのチェアには両足を載せることが出来る足チェアも付いている。
かなりリラックスすることが出来る付属品だ。

山陽の南から注ぎ込む太陽の光の中
まさに2月などの極寒期にはこの椅子を太陽に向かって
座ってしまうと、その場所から一歩も動くことは出来ないぐらいだ。
当時はエアコンなんてものはなかったので
昼間の南から入る太陽は貴重だ。
午後2-3時には工場の影に隠れてしまうので
午後の2-3時間が勝負だ。
アルバムなら3-4枚は聞けるだろう。
その時、聞いていたアルバムは
ジョアン・ジルベルト「三月の水」
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E6%9C%88%E3%81%AE%E6%B0%B4-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88/dp/B00008KKTU

当然、駅前商店街奥のLPコーナーでの購入。
あのディジー・ガレスピーがロゴ化された
透明のビニールカバーに包まれていたアルバム。

写真はinnoveterのHPより。赤かぶりの写真が1970年代。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 2

madman

innovater!

T兄のスペルミスはご愛嬌として、
こちらのサイトをご覧いただくと、
「いま」がわかりまっせ。
http://www.innovator-design.se/produkter.asp

1969年の誕生ですから、
T兄の先見の明はさすがといえましょー。

銀杏並木にはもうないのが残念ですが…。



by madman (2012-02-22 18:00) 

itavoon

ども!madさん。
スウェーデンといえば
青と黄色。
黄色は必然だったのですね。
そういえば銀杏も黄葉すれば
目がくらむような黄色。
青空があればもっと効果的ということでしょうか?

それではmorevaterよ!!

by itavoon (2012-02-23 16:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0