ひこちゅうのみずうみ [大久保地区]
ここはまるでスイス。
レマン湖に高級別荘地が
水面に漂う。
そのようなところが彦崎にもある。
その名も「大久保地区」。
彦崎の最も奥。行き止まりの場所だ。
一際小高く、彦崎の村を見下ろすかたちだ。
最も西側に位置し、
朝日がいの一番で差し込んでくる場所でもある。
背にした南側は、
飛行塔のあった蜂峰山から
巨大石のある稲荷山に囲まれ、
強い風にも守られる。
手前から
大きな溜め池、
大久保地区、そして山という順番。
彦崎においてもかなりの独立感だ。
長年住んでいて
ほとんど足が向いたことがない。
友達も親戚も居ないせいかもしれない。
個人的には縁の無い場所。
しかし、この4-5年に2-3度訪れる事になる。
それは、この大久保のさら最も奥に
そば処「千田」が出来たからだ。
土間のある民家を改築、いや、
そのままに近い状態で開業をしている。
うどん文化の岡山県南において、
かなり珍しい存在だ・・・・・・。